
- 大学時代から広告業界を志していたMさんは、新卒時での就職活動でも電通や博報堂など大手の広告代理店を中心に複数応募しました。しかし志望企業からの内定を得ることはできず、最終的にはSPを中心とした制作会社に入社、エンタメ業界を主なクライアントとして、POP制作や販促企画の営業を2年経験。その後、「やはりマス媒体の扱いを経験したい」との想いから、大手の人材紹介会社経由で当時従業員数80名程度の広告代理店に転職し、雑誌や交通広告が中心ながら、一部テレビ・ラジオの扱いも経験することができたそうです。しかし、会社の経営状態が急速に悪化し、リストラに近い状態で社員が大量に離職するなど雇用そのものに不安を感じるような状況になったため、次の就業先も決まらないまま思い切って退職し、活動を始めた…というのが、ご登録いただいた際の状況でした。

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前回の転職でも人材紹介会社を利用していたMさんは、紹介会社のシステムも十分理解し、受け身で紹介を待つというより、積極的に情報を収集する場として考えていたようです。
実際に他の紹介会社を経由して、いくつかの広告代理店の選考が進行中とのことでしたが、MさんにとってはやはりD社への転職が一番の目標であり、D社にアプローチするならばグループ会社である電通ワークスが一番詳しい情報を提供してくれるはずだと考え、ご来社いただいたとのことでした。したがって当社としては、D社の契約社員の求人に限定してマッチングを進めることにしましたが、実際のところMさんの職務経歴は2社合わせても4年に満たない期間しかなく、当社から見ると「まだまだ経験不足か?」と思える部分もありました。しかし、少ないながらもテレビの経験があったこと、またご自身でも大学の先輩にあたるD社社員に職場の様子を聞いたりアドバイスを受けたりして、入社後に自分がどう頑張っていくべきかというイメージがかなり明確になっていたこともあり、まずは通信会社担当AEとして、カタログなど制作物を扱うことの多いポジションの案件をご紹介しました。 
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しかし残念ながら一次面接でNG。予想通り経験不足という現場の判断でした。
「やはり難しいか…」と考えていたところ、1ヵ月ほどして比較的経験が浅くても媒体全般の基礎知識があればOKという若手社員を求める案件が入ってきたことから、再度面接にチャレンジし、今回は現場の求める人材像とうまくマッチしたことから、2度目のチャレンジで無事D社に内定となりました。 
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D社の求人については原則広告代理店での経験者を前提としており、細かい応募条件が設定されている場合も少なくありませんが、広告業界で3年程度の経験があれば、ポジションによってはご紹介できる可能性もあります。また当社の場合は、各現場の状況もある程度把握していますので、求人票には記載されていない部分も含めてマッチングを進め、その方に最適と思われる案件を選んでご紹介することが可能です。
Mさんの例は、いわゆるリベンジ転職の成功例と言えるかと思いますが、運やタイミングもあったにせよ、社会人になって以来、自分のキャリアアップの方向性を見失うことなく、きちんとした戦略を持って転職活動を行ってきた成果と言えるでしょう。Mさん同様、D社への転職を広告業界で働く上でのひとつの目標として考えている方も多いかと思います。しかし「D社に入れるなら何でもいい」という考え方は間違いで、やはりご自身のこれまでの経験と今後の希望をふまえ、次のキャリアアップにつながるか否かをよく検討した上で選択していただきたいと思います。同じD社の求人であっても求められる人材像はさまざまですので、細かい点までご相談しながら、その時点で最適と思われるポジションをご紹介するのが電通グループの人材紹介会社である当社の役割だと考えています。

